令和4年度 定時総会

 今年度の総会は6月18日、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、規模を縮小して開催しました。なお、下記の事項は全て承認されました。

  • 司会:野澤 貞雄
  • 議長:阿部 徹
報告事項

一、令和3年度収支補正予算について

二、令和3年度事業報告について

三、令和4年度事業計画及び収支予算について

定足数確認

会員数2,101名

出席会員数(委任状を含む)1,347名

決議事項

一、令和3年度財務諸表(貸借対照表及び正味財産増減計算書)、附属明細書及び財産目録について

二、公益社団法人入間東部シルバー人材センター会費規程の一部を改正する規程(案)について

理事長あいさつ

会員の皆様の多くのご支援をいただきまして、今年度の総会は合併後7回目の開催となりました。無事に開催できましたことをこの場をお借りして、改めて御礼申し上げます。

今年は「値上げの年」と言われ、日用品や食材にもその波が押し寄せており、日ごろの買い物で実感されている方も多いのではないでしょうか。2022年4月の消費者物価指数は前年同月比2.5%の上昇となっております。一方、4月、5月のセンターの契約金額は前年比0.9%増にとどまっています。単純に比較はできませんが、今の値上げの幅では、会員の財布から出ていくお金は確実に増えている状態です。

また、来年の10月にはインボイス制度が導入されます。免税事業者の個人事業主として働く方の多いシルバー人材センターには、この制度の波が直撃することが予想されます。これは、シルバーに限った話ではなく、事業を行う全ての企業や個人に直接関係する話なのです。「免税事業者」とは、1年間の課税売上高が1,000万円未満の納税が免除されている事業者のことです。ほとんどの会員がこれに当てはまります。インボイス制度はそのような方たちへも間接的に納税を促す仕組みを持ったものとなります。

改めて、我々シルバーの存在価値を高め、センターが地域にとって必要な社会システムの一つであるということを示すことで、こうした変化にも対応し、安定した成長を見込める組織となるのではないかと考えております。

逆境を好機ととらえ、効果的なアクションを起こすことが今は必要です。

減少していた契約額も、3年前の実績値に近づいてきており、回復傾向にあります。これは、会員の皆様のご努力が、そのまま結果として見えてきている証だと感じております。

今回は役員の改選を伴った総会となりました。今まで大変多くの貢献をしていただいた前役員の皆様に、改めて感謝を申し上げます。

そして、新たな役員を迎え、理事会は新体制となりました。役員一同、入間東部シルバー人材センターの発展のために尽力してまいりますので、よろしくお願いいたします。