平成29年度事業計画・収支予算

世界に類を見ないスピードで高齢化が進み、平成42年には3人に1人が65歳以上になると推計されています。

国は「一億総活躍社会」の実現に向けて諸施策を推進していますが、少子化の進展の中、社会における高齢者に対する期待はますます大きくなってきています。こうした中、派遣事業に限り一定の要件が緩和されました。併せて適正な就業環境を確保するため、シルバー人材センターが業務の受注や会員への仕事の依頼に当たって留意すべき必要な事項を定めたガイドラインが作成されました。当センターにおいても、適正な就業に向けてさらなる契約内容の見直しを進めることとなります。

入間東部シルバー人材センターは今年、発足して2年目に入ります。スタートしたばかりでまだまだですが、事業実績や会員数において、少しずつ成果が表れ始めています。

今後は、さらなる強固な組織体制の構築と就業機会の拡大、そして会員間の融和を図る活動を会員、役員及び事務局が一体となって進めていきます。

1.事故0を目指して、安全就業対策を進めます

  1. 安全基本計画の作成
  2. 安全就業義務違反の取扱いについて周知し実施
  3. 仕事別グループによる就業現場の安全管理の推進
  4. 作業道具、機材の使用方法の再確認、点検管理の推進
  5. 各種講習会の開催

2.シルバー人材センターらしい仕事を目指して適正就業を推進します

  • 就業交替制度の制度確認、周知
  • 仕事別グループの設置促進、育成
  • 仕事別グループによる就業現場の適正就業自己管理の推進適正就業状況のチェック会員による就業状況の把握、報告
  • 就業に係る契約内容の確認、適正化への改正
  • 各種講習会の開催⑥会員の手引きの見直し、周知

3.あらゆる機会を通じて就業機会を確保します

  • 1会員1仕事獲得運動の推進
  • 定期的に営業会議を開催し、効果的な営業活動の展開
  • 家事援助事業の積極的な展開
  • 一般労働者派遣事業及び有料職業紹介事業の実施

4.強固な組織づくりを進めます

  • 会員増加対策として、1会員1人勧誘運動の推進
  • センター組織の見直しとその役割確認
  • 地域班組織再編に向けて調査研究
  • 仕事別グループ活動の確立、推進
  • 財政基盤の確立

5.会員の融和を進めます

  • 各種イベントの開催及び内容検討
  • サークル活動の支援
  • ボランティア活動の推進

6.積極的なPRを推進します

  • 各種行事への参加
  • センターPRチラシ等の作成、活用
  • 市町広報紙の活用
  • 会員への事業運営状況の周知
  • センター広報誌の発行

事業計画及び予算については、理事会での承認事項です。平成29年度事業計画及び予算については、平成28年度第14回理事会(平成29年3月22日開催)において承認されました。

この事業計画及び予算については、平成29年度定時総会(平成29年6月10日(土)会場大井中央公民館)で詳細が正式に報告されますが、4月1日から新年度が執行されますので、本号で概略をご紹介します。

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