新年度を迎えて

当センターは合併して3年目を迎えました。会員の皆様には日頃よりセンターへのご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

さて、株価はバブル崩壊以来の高値を維持し、ゆるやかに景気が回復していると言われますが、個人消費者には景況感が「良い」と感じるまでには至っていません。また、労働者人口の減少、高齢化が加速し、有効求人倍率も1.5倍を超え、人手不足が深刻な状況になり、シルバー人材センターの役割もますます大きくなってきています。しかしながら、労働者人口の減少に伴う定年延長などにより、センターの会員数は伸び悩んでいる状況にあり、会員の増強は喫緊の課題となっています。

一方、契約金額については、請負事業では減少したものの、派遣事業では大幅な増加となり、全体的には昨年度を上回る実績となる見込みです。今後も営業強化を図り、積極的に仕事を獲得していきます。

事故についても傷害、賠償ともに減少には至っていません。効果的な啓発活動を実施し、引き続き「事故ゼロ」を目指します。

平成29年度当初の広報紙の中で2年目は「ホップ、ステップ、ジャンプ」で例えると「ステップ」の年であり、3年目の「ジャンプ」の年に大きく飛躍するための準備期間ではないかと掲載しました。まさにそのとおりで、2年目は理事会、専門委員会、地域班、仕事別グループ、会員、役員、職員が一つのセンターになろうとあらゆる面で模索した年だったように感じます。その結果が成果として現れてくるのが今年度からだと考えています。その一つとして、平成31年2月に実施を予定するフェスティバルがあります。センターが一丸となって取り組み、成功させたいと思います。

一人でも多くの方がセンターに登録し、活躍していただくために、会員数、契約金額の増加を図ることはもちろん、会員満足度が大きくなるような事業を実施して参ります。

今年度も皆様のさらなるご協力をお願いします。

理事長:萩元 寶三郎

事業実績(途中経過)

平成29年度2月末までの事業実績は、次のとおりです。

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