平成30年度事業計画・予算

日本経済は、人口減少や少子高齢化が進展する中で、堅調な海外景気や企業業績の改善を受け、緩やかな景気回復が続くと予想され、雇用や所得状況は改善傾向がみられると言われています。しかし、個人消費は、賃金の上昇が引き続き鈍いという一面もみられます。

当センターでは、国や関係市町の施策を踏まえながら、積極的に各種事業を進めていきます。就業機会の確保においては、全国シルバー人材センター協会より示された「シルバー人材センター適正就業ガイドライン」を基本とし、請負としてなじまない業務については派遣契約とし、現役世代のサポートの一助としていきます。また、会員数については、平成29年度の新入会員は300人を超えており、徐々に増加傾向にありますが、多くの仲間が入会できるよう努力していきます。

働くことを通じて地域社会へ貢献するとともに、センターとして地域社会に貢献できる新たな事業を検討します。

シルバー人材センターの基本理念「自主・自立、共働・共助」を大切にしながら、組織体制の整備と会員の融和を図る活動を会員、役員及び事務局が一体となって進めていきます。

1.事故0を目指して、安全就業対策を進めます

  • 仕事別グループによる就業現場の安全管理の推進
  • 就業現場の巡回による安全確認の実施
  • 安全就業義務違反の取り扱いについて周知し実施
  • 作業道具、機材の使用方法の再確認、点検管理の推進
  • 各種講習会の開催

2.シルバー人材センターらしい仕事を目指して、適正就業を推進します

  • 仕事別グループの設置促進、育成
  • 仕事別グループによる就業現場の適正就業自己チェックの推進
  • 就業交替制度の実施、周知
  • 就業に係る契約内容の確認、適正化への改正
  • 各種講習会の開催
  • 会員の手引きの見直し、周知

3.あらゆる機会を通じて、就業機会を確保します

  • 定期的に営業会議を開催し、効果的な営業活動の展開
  • 公共機関等から新たな仕事の獲得
  • 家事援助事業の積極的な展開
  • 一般労働者派遣事業及び有料職業紹介事業の実施

4.強固な組織づくりを進めます

  • あらゆる機会を通じて会員増加への取り組みの推進
  • 地域班組織の検討
  • 1会員1人勧誘運動の推進
  • 未就業会員の状況把握と就業促進
  • 財政基盤の確立

5.会員の融和を進めます

  • 各種イベントの開催
  • サークル活動の支援
  • ボランティア活動の推進

6.積極的なPR活動を推進します

  • 各種行事への参加
  • センターのPRチラシ等の作成、活用
  • 市町広報紙の活用
  • 会員への事業運営状況の周知
  • センター広報紙の発行

事業計画及び予算については、理事会での承認事項です。

平成30年度事業計画及び予算については、平成29年度第12回理事会(平成30年3月20日開催)において承認されました。この事業計画及び予算については、平成30年度定時総会

  • 期日平成30年6月16日( 土 )
  • 会場大井中央公民館

で詳細が正式に報告されますが、4月1日から新年度が執行されますので、本号で概略をご紹介します。

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