令和4年度 実績のご報告

春の日差しが心地よい季節となってきました。シルバー会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

昨年は、テレビをつけると物価高とそれに呼応するように各企業のベースアップが話題となりました。自身の生活に直結する事柄ですから、関心をもって見ていらっしゃる方も多いかと思います。

シルバー人材センターの主要事業は「請負契約」です。従事される会員の皆様は、法律上の個人事業主となるわけですが、皆様のお仕事に対する対価が過小に評価されることのないよう、契約締結時には各職員が必要な交渉を行っております。

また、昨年末からニュースで話題となったものとして、ChatGPTという対話型AIのリリースがありました。実際に使用してみると、とても自然な対話を行うことができました。このような高度な技術が日常生活に溶け込み、我々の生活をどんどん便利にしていくことでしょう。シニア世代のデジタル活用が国の重点課題の一つになっており、シルバー人材センターでもデジタル活用に向けた機運が高まっております。

センターの価値を高め、実績の拡大を図るためには、多くの方にご入会いただき会員の増強をしていかなければなりません。デジタル活用等のPR活動を実施し、シルバー人材センターの認知度を高めるとともに、社会的意義を地域に広め、多くの方に賛同を得られる活動を進めてまいります。

3年前から始まった新型コロナの蔓延から、コロナ前の実績までようやく戻ってきました。今後もシルバー人材センターにとって様々な障壁が出てくることと思いますが、何度でも乗り越えてシニア世代の活躍の場を提供し続けてまいります。

各年度の2月末日時点の実績値