秋の夜長におすすめしたい本
広報委員が選ぶ、おすすめ作品!
現役時代の失敗や後悔など、忘れていた事がつい思い出されたり、そんな秋の夜長には、時代劇からほんのり笑えるものなど「浅田次郎」作品がお薦め!
「壬生義士伝(みぶぎしでん)」
足軽身分で貧困ゆえ脱藩して新選組に入隊。新選組の名だたる隊士が一目おいた田舎侍・吉村貫一郎が繰り広げる人としての義、家族への愛、友との友情という人間ドラマを描いた歴史小説。
「蒼穹の昴(そうきゅうのすばる)」
貧しい家族のために自ら浄身(去勢)し、宦官(かんがん)となって西太后の下に出仕する。清代の中国を舞台とした歴史小説。
「 鉄道員(ぽっぽや)」
廃線寸前の鉄道の駅を実直に守る駅長。幼い娘、妻を亡くした孤独な彼の前に起こった優しい奇跡の物語。
「 憑神(つきがみ)」
三巡(みめぐり)神社というお稲荷様に酔った勢いで祈ったところ、彦四郎は貧乏神・疫病神・死神といった災いの神様を呼び寄せてしまう。不幸の神様たちに取り憑かれてしまった彦四郎の運命やいかに…。面白いですよ(笑)
「天国までの百マイル」
親子の絆と男女の悲しい恋を描く1冊。人の心のあたたかさ、優しさに触れたい方にもおすすめの浅田次郎作品です。
追記、古希を迎えて読んだ本の中で参考になっている本は、
「70歳が老化の分かれ道」 著 和田秀樹
70代に身につける「習慣」がその後の人生を救う70代で始めた習慣は80代も続く