現場の感染防止対策

針ヶ谷コミュニティセンター
緊急事態宣言中は、ご自宅では何をして過ごされていましたか?また、その時のご自身の心情についてもお聞かせください。

渡邊 ここは閉館しなかったので、通常通りの時間帯で就業していました。普段は清掃中に利用者さんも来られるので隅々まできれいにできないところもありますが、その間は誰も来ないので、気になっていた場所などを重点的に掃除していました。
最初は休館になると思ってたけど、ここは避難所に指定されているから完全閉館はしなかったのね。

テレビなどでも感染予防の内容が連日流れていますが、こちらのお仕事でも以前と比べて大きく変わったことはありますか?

渡邊 だんだん感染がひどくなっていますよね。ここでも階段の手すりやソファー・椅子なども全てアルコールで拭き上げるようになりました。
人が触れるところは全てそのようにしているので、トイレの便座やレバーなどもアルコールで消毒していますね。

川上 通常通り清掃し、水拭きしてからの(アルコールでの拭き上げ)作業ですね。

渡邊 いつもの掃除は3時間でやっていましたけど、ドアノブや電気のスイッチなどもアルコール拭きをやっているとだいぶ時間がきついですね。

利用者さんや受付の皆さんに対して気をつけていることはありますか?

渡邊 宣言解除後は利用者さんもいるので、館長も自ら各部屋のドアを開けて換気していますよ。利用者さんにも、部屋の利用後はご自身でアルコール拭きをやってもらっているようですね。

(感染予防対策について)普段の生活で心がけていることはありますか?

渡邊 近くのスーパーに買い物に行く時でも、なるべく空いている時間に行くようにしたり、お友だちとも会わずに電話だけにしています。そして、帰ったらすぐにシャワーを浴びています。

川上 私もこまめな消毒や人混みを避けるなど、気をつけています。自分がかかっているかもしれないという前提で生活をしていますね。

今回の事態になって特に大変なことはどんなことですか?

渡邊 やっぱり消毒作業ですね。あと、さっきも話しましたが、感染しないために日常生活で楽しみを抑えていることですね。ずっとマスクをつけるのも大変ですね。
私たちは、利用者の皆さんが安心して施設を利用できるようにしたいと思いながら、お掃除と消毒作業を行っています。